≪タケミカヅチ≫山紫陽花の褥

以下、草稿

やれやれ。
山紫陽花を愛でる間も無くゴーストの歓迎を受けるとは。
全く能力者稼業も因果なものだ…と、ボヤいている暇はないか。
征くぞ、レイ卿！！

■戦闘

戦闘開始と同時に後衛へ下がり、魔弾の射線を確保。
仕える武士達には悪いが、先ずは主君から討ち取らせて貰うぞ。
レイ卿の【魔力供給】を受けた後、愛用のロッドで宙に魔法陣を描き炎の魔弾を撃ち放つ。
魔弾の出し惜しみはせず、後衛の仲間たちと呼吸を合わせて一気に叩きたい。

「その歌が響くのも今日限りだッ」

炎の魔弾が尽きたらロッドの魔法弾に切り替える。
姫を討ち果たした後は、武士を抑えている前衛に加勢。
ターゲットの優先順位は槍＞刀＞弓の順。
全員の火力を集中して一体ずつ確実に屠っていく。

レイ卿には【踊りに誘う】でゴーストの動きを撹乱して貰おう。
【踊りに誘う】が尽きたら主従揃って同じターゲットに遠距離射撃だ。

ＨＰが半分以下になったら【魔力供給】
またＢＳを受けたら【祈りを捧げる】をレイ卿に頼む。
自身への【魔力供給】が尽きるかレイ卿のＨＰが半減した時は、支援可能な仲間に回復要請。

無事にゴーストを片付けたら、今度こそ宴の準備に取り掛かるか。
冬月と共に皆へ茶を振る舞おう。
今日は風流に楽しむ為、茶良い茶葉と茶器一式を持ってきたのでね。
宴もたけなわになったところで、茶を一杯淹れて地縛霊が消えた周囲の地に注いでやる。
俺から手向けの一杯だ。